
介護職を探す際に、求人サイトの口コミ評判を参考にしながら、派遣社員として働き始める人が増えています。その理由をご紹介します。
介護業界では、正社員が派遣社員より報酬が良いという常識は必ずしも当てはまりません。
平成25年の厚生労働省の調査でも、正社員より派遣社員の方が平均時給で150円も上回るという結果が出ています。
これは、介護施設の多くは常に人材不足で、派遣社員に高い時給を支払ってでも、常に人材を確保する必要に迫られているからです。
当然ですが、この時給は残業代にも反映されます。正社員の場合、下手すればサービス残業となる場合も、派遣社員なら必ず働いた時間分はきっちり残業代として貰えます。
同じ時間働くなら、派遣社員の方が正社員よりロス時間が少なく効率的に稼げるというのも派遣人気の理由のひとつです。
正社員にとって、今の介護施設の状況は激務です。日勤5日に夜勤も当り前。人手不足からシフト希望もなかなか通りません。
次のグラフは、介護職の時給別の実労働時間の調査結果ですが、正社員の場合、時給に関係なく長時間労働を余儀なくされています。
実際、正社員だと夜の8時半に帰宅して翌朝8時に出勤、その翌朝7時に出勤、夜勤開け翌日に日勤なんてこともあると聞きます。
夜勤が増えればその分、収入は増えますが、仕事がきつい上、有給取得も難しくそれで体調を崩して退職してしまう話もよく聞きます。
一方、派遣社員の場合、高い時給で働くにつれ労働時間が短くなっているのがわかります。
派遣なら、自分の希望やライフスタイルでシフトや働き方が選べます。その時間で介護の資格取得を目指したり、家事や育児との両立、アルバイトとの掛け持ちも可能です。
派遣社員は、正社員のように決められた勤務時間で働くより、自由に使える時間が多いので、家族との時間を大切したり、スキルアップのための資格取得の勉強時間にあてたりできます。
介護職として働くと、給料、仕事内容、人間関係などで悩みを抱える方も多いかと思います。
特に、介護職を辞めたい理由で入社後に一番悩まされる厄介な問題が人間関係トラブルです。
こればかりは、ハローワークやタウン誌などの求人情報でいくら給料や仕事内容が良くても、実際に働いてみるまで絶対にわかりません。
介護職では事務所職員や利用者と性格が合わないなどの問題は頻繁に起こる問題です。
まずは派遣社員として働けば、人間関係のトラブルを未然に防ぐことができ、最終的に長続きする職場探しに役立ちます。
正社員となり職歴にキズを付ける事は次の就職にも悪影響を与えます。絶対避けるべきです。
正社員で働きたいという方にも、派遣会社で働くメリットはあります。
それは、派遣社員で働きながら正社員や契約社員にもなれる紹介予定派遣という働き方です。
派遣会社の紹介予定派遣案件なら、正社員になる前に、働きながら自分の希望に合っている職場がどうか判断できます。
あらかじめ職場の雰囲気や社内のしくみなどわかるので就職活動の失敗が防げます。
紹介予定派遣案件は、下記で紹介する介護派遣サイトを使えば無料で多数みつかります。
介護派遣サイトランキング







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